大忠電設【ブログ】

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2020年8月25日

  • 具体とは
    人間の感覚で捕らえられること
    直接的に認知されるもの

     

    抽象とは
    一般的な概念としてとらえること
    複数の具体を一般化したもの

     

    勘違いしてはならないのが
    抽象はネガティブな意味合いはない

     

    野菜
    これは抽象である

     

    野菜と聞いて
    キャベツを思いうかべる人
    ピーマンを思いうかべる人もいます

     

    このように
    キャベツやピーマン等を
    思いうかべたものが
    具体である

     

    この具体と抽象という概念は
    ビジネスにおいても
    使用している

     

    掃除機を売る
    というプロジェクトが
    あるとする

     

    何か施策をうって
    販売数や売り上げを
    上げる必要があるが

     

    これをどのように検討
    する必要があるか

     

    おそらく
    自社で行った施策
    他社で展開されている施策
    別の業界で上手くいっている施策
    を調べていく

     

    これが具体となる

     

    各施策の売上データをとる
    良い施策の共通点
    悪い施策の共通点を探す

     

    これが抽象化である

     

    それぞれ関連性のない
    具体の共通点やつながりを
    見つけだし
    一般的なものへ抽象化する

     

    これをまた具体へ戻していく

     

    ここで戻すのは
    先程の全データにではなく
    自社・自分がやる場合という
    条件を付けて具体化する

     

    例えば
    大々的にキャンペーンを
    行ったときに
    自社の予算で賄えるものなのか

     

    のように
    具体→抽象→具体
    という行き来をすることで
    より成功の可能性が高い

     

    そして
    再現性の高い
    施策案が生まれる

     

    ビジネスにおいて
    この往復が出来るか出来ないかで
    パフォーマンスに大きな差が出る

     

    複数の目に見える具体から
    頭で考えて抽象にする必要がある

     

    抽象化のスキル
    これは
    本質を掴むことと言える

     

    具体化のスキルも
    重要である

     

    ただ具体的なものに
    段階を下す作業をすれば
    良いのではなく

     

    一定のルールを持って
    具体化したほうが
    網羅的な具体化が可能である

     

    このように
    具体と抽象を
    往復するというスキルは
    かなり重要なスキルと言える

     

    この往復運動ができる人は
    物事に対して
    事象の整理ができるだけでなく
    問題解決や仮設立案も自動的に
    上手くなっていく

     

    また人に何か説明するときも
    構造と具体例のセットで
    説明ができるため

     

    分かりやすい説明が
    できる人にもなれるし

     

    人から説明されたときにおいても
    構造化して理解することが
    可能になる

     

    できる人であれば
    全員できている
    と言ってもよいスキルのため
    訓練してスキルアップを図る