大忠電設【ブログ】

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2020年7月26日

  • 良い人の判断は難しい

     

    例えば車に乗っていて

     

    目の前に
    横断歩道の信号が赤なのに
    子供が横断歩道を歩いている

     

    その状況で
    子供を通らせるために
    ブレーキをかけて止まることが
    やさしさなのか

     

    それとも
    赤で渡ると危ないと
    警告するために
    クラクションを鳴らすこと

     

    どちらが
    本当のやさしさなのだろうか

     

    その状況に立たされた場合
    子供の命を守ることが
    当然大切なことであり

     

    通らせてあげることが
    子供にとっての
    やさしさである

     

    しかし
    明日、または別の日に
    同じことをした場合
    その子供を守れることが
    出来るのだろうか

     

    と考えた時に

     

    クラクションを
    鳴らして上げて
    この先も
    赤信号で渡ると
    危ないことだと
    警告を促すほうが
    良いのか

     

    とても難しい判断だと思う

     

    今日の正義は明日の敵

     

    になる可能性がある

     

    本当のやさしさとは何なのか?

     

    私なりの結論として

     

    車を止めて赤信号でも
    歩かせたこと

     

    それはやさしさでは
    ないのかもしれない

     

    結果として
    相手を甘やかした
    だけなのではないだろうか

     

    仕事でも同じことが言える

     

    困難な状況下で
    手助けをすることが
    やさしさとは言えない

     

    次につながっていない

     

    しかし
    クラクションを鳴らして
    警告してあげることで

     

    自分で考えることが出来
    成長に繋がったり
    分かることが増え

     

    本人の力になることができる

     

    そのように
    相手に力を与えられることが
    本当のやさしさでないだろうか

     

    ダメなことはダメと言えること
    当然、それに対して
    見返りや利益を求めない

     

    時には叱ったり
    時には見守って何も言わない

     

    そのようなことができること
    それが本当のやさしさなのでは
    ないかと思う

    見返りや損得などを
    考えずに相手のために
    なることを考え、行動することが
    本当のやさしさと考える